開発環境勉強会

http://partake.in/events/afe6657b-b54c-44d2-8af5-d39e98e6f2bd

で、どうでもいい話をしました。

http://shinh.skr.jp/slide/env/000.html

質問で受けた「いじっていると環境を同期させるのが大変ではないか」って質問はなかなか面白い話だと思う。後で話していたりもしたのでだいぶ自分の中ではっきりしてきたこともあって、このへんは色々と論点があるかなぁと思います。

たまに「俺は .emacs 環境ごとに別な設定が読まれるように工夫してあって、特定のマシン依存な設定はこっちのファイルに…」みたいな人がいるんですが、これは私の感覚ではやややりすぎな感があります。なんだかんだいって重要なマシンは自宅のメインマシンと会社のメインマシンだけで、両方が共有しなければならない設定ってそんなにないし、必要なら片方でやった変更をもう一方にやってもそこまではめんどうではない。メインマシンを移動する時は必要なもの全部コピーして、古い方のアップデートをやめればいいし、そのコストはそれほど大きくはないかなーと思う。実際問題として新しい windows マシンのセットアップとかの方が時間かかる印象があります。というのは linux は必要なソフトウェアが apt-get だけでだいたい入るのがデカい。

しかしこの「私の感覚ではやりすぎ」ってのは厄介でまぁ実際問題感じ方が人それぞれなのと、作業時間的な意味で投下した投資の元が取れてないとしても、環境設定自体がもともと半分趣味みたいなもんなんで、その趣味に投下した時間はプライスレスみたいなそういう話があったりして、ややこしい。私の場合は色々こった設定をしたり、ファイルを分けたりしている最中は楽しいのですが、そのファイルをコピーする際になって、「ああ .emacs.el だけじゃなくて .abbrev_defs と ~/lib/emacs とアレとコレも必要か…」とか気付くとげんなりする時のダメージがデカい。

さて私の環境は色々勝手にコンパイルしたものとか入ってて、たぶん最先鋭ってほどじゃないだろうけど、それなりに尖ってる方だろうと思っているのですが、そういう環境だと同期とかマシン移行が余計に大変である…かというと実はそれほどでもないんじゃないかなぁと思う。というのは入れるべきソフトとかは長年あまり変わってないから、設定の位置とかよく覚えてるし、 sevilwm とかに至ってはバイナリに設定が入ってるからバイナリコピーすれば動くし、そもそも「この機会に古いものを捨てよう」とかいう殊勝の考えを捨てれば、 /usr/local と /home を全部コピーしてしまえばたいていのものはそのまま動いたりします。

この手の移動コストって、意外と「俺はディストリビューションの標準のものを使う」って人も多い面があるんじゃないかなぁと妄想しています。つまり標準の WM が急に変わったりとか、使ってたソフトの新しいバージョンで慣れていたデフォルトの挙動が変わってしまって泣く泣く古い挙動に戻す設定をして結局設定ファイルができたりとか、まぁそういうのはそれなりにあるんじゃないかなぁと思う。

しかしまぁ最近 .zshrc .emacs.el あたりに愛をそそがなさすぎてるし、そもそもゆくゆくはエディタとシェルくらいは自作のもので人生を終えたいとか思っているはずなので、また中二病こじらせて環境とかもっと深く考えないとなぁ…とか思いました。

あと懇親会では let rec がいいという意見の人に話を聞いた。まぁそういうこともあるかなぁ…という感じはするんだけど…

ああ、あと最近腕がいたいということで話を聞いたところ、どうも結構やばそうなので大事にしないといけない…

なにかあれば下記メールアドレスへ。
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