なんか超ひもについての啓蒙書が突如読みたくなった、アマゾンの中古のやつで1000円くらいで購入。
とても面白かった。でも対象がよくわからんなぁ、と思った。前半の相対論量子論の説明は明らかに一般向けというか、そういう説明だったように思える。だからすごい読み飛ばした。逆に後半は少なくとも大学一年程度の物理を知らんと読むことすら難しいと思う。ある程度楽しみたければ私程度の知識は必要な気がする。
たとえばなしがうまいものが多いと思った。こんなの。
しかし、物質は、お金と同じく、かたまりをなす傾向があることを心に留めておかなくてはいけない。宇宙全体の平均物質密度の指標として地球や太陽系の平均物質密度を用いるのは、いやそれどころか、銀河系のそれを用いるのも、ちょうどビル・ゲイツの資産を平均的な地球人の財力の指標として用いるようなものだ。
