GNU lightning

libjit を K.INABA さんが紹介されている のを見てまあ最近私が眺めていた GNU lightning と似たようなもんかなあと思いました。 lightning に関して言えば、私的にはこれはどーも使えなさそうだという結論に達してしまったのですけどまあ紹介だけはしておこうと思った物体です。

えーなるべくポジティブに特徴を述べますと、ポータブルなアセンブラコード、 PEEK/POKE を readable に、スクリプト言語が超高速に、なんてことを私は妄想していました。具体的に言うと色んなアーキテクチャアセンブラの最大公約数的なアセンブラがあって、それを各アーキテクチャアセンブラのコードに実行時に落として実行する、というようなものらしいです。

私的には最初見たとき面白いアイデアだと思ったのですけど、いろいろ問題もあるらしく、発見した問題としては、浮動小数はまともにサポートされていない、そもそも API が少ない、そもそもレジスタが少ない、そもそも開発が止まっている、ソース読めん(まあ私はアセンブラ音痴だからかも)、などがありました。私の思考過程として GNU が付いているものは無条件で完成度は高いはずだと認識する癖があるのですけどまあそういうわけでもないのだな、と。

ちなみにこれを標準ライブラリとしてサポートしている言語として Io (http://www.iolanguage.com/) があります。ちなみに CPAN でも RAA でも見つからなかったので他のスクリプト言語ではそもそも存在してない可能性が大です。さて、 Io と lightning の絶妙の相性の悪さは…たぶん誰も興味無いだろうしどーでもいいや。

まあ libjit も見てみよう…

なにかあれば下記メールアドレスへ。
shinichiro.hamaji _at_ gmail.com
shinichiro.h